| 合唱と映画 『歓びを歌にのせて』 |
投稿者: ササボン 投稿日時: 2005-12-30 21:39:03 スウェーデン映画の『歓びを歌にのせて』を見てきました。 合唱をモティーフにしており、元天才指揮者・聖歌隊が主人公の映画ですので、合唱好きの方にはオススメの作品です。なお、スウェーデンでは、国民5人に1人が鑑賞したという映画です。 今春、日本で公開されたフランス映画『コーラス』(この作品もヨカッタデスネ。フランス映画らしい落着きがありました。フランス人の8人に1人が観た作品です)と同様に今年度のアカデミー賞の外国語映画賞にノミネートされていますので、質的にも高い作品でした。 http://www.elephant-picture.jp/yorokobi/ ケイ・ポラック監督(スウェーデンの第1人者ともいうべき映画監督だそうです。名前だけは知っていましたが)が、18年ぶりにメガホンをとった作品だそうです。身近な聖歌隊の人間模様を描いていましたので、相当共感を持って見られたのだと思います。 日本で公開されてまだ数日ですので、ネタバレにならない様に書きこみます。 映画を見て感じたことは、合唱をすることで「屈折した思いも発散されるし、メンバーとの温かい絆が深まる」という我々が体験していることをそのまま描いていると感じました。連帯感というものは、それぞれが自分らしさを出して初めて理解しあえるものだ、ということや、心(精神)の開放の大切さ、ということも描いていましたね。 登場人物の一人の「ガブリエラ(ヘレン・ヒョホルム。プロの歌手です)」の歌声は素晴らしかったです。この方(吹き替えなし)のソロは感動的でした。下はその歌詞です。 私の人生は私のもの 生きてる喜びを心から感じたい 私はそれに値すると誇れる人間だから チャンスに恵まれない人生だったけど、 生きたいという意志が私を支えてくれた ここまでたどり着いた私 そう、私の人生は私のもの 私はこう感じたい「私は自分の人生を生きた」と ラストシーンのハーモニーも良かったです。ネタばれになりますから、書きませんが、バルト3国の合唱祭の映像を思い浮かべました。コーラスの部分がもっとあると嬉しかったのですが・・・・。 『歓びを歌にのせて』というタイトルそのままの姿が描かれていた秀作でした。 |
